バカラのルールは簡単!その内容と遊び方を詳しく解説

カジノゲームの中で高い人気を誇るのが「バカラ」です。高額の賭けをするハイローラーと呼ばれるプレイヤーに人気のゲームとあって難しそうなイメージがありますが、バカラのルールはとてもシンプルで初心者でもすぐに楽しめます。

バカラのルールと特徴

バカラは「カジノの王様」と呼ばれるほど人気の高いトランプを使ったカジノゲームです。その理由はシンプルなルールとスピーディなゲーム展開、そして高額ベットができる点にあります。

特にオンラインカジノでは様々な種類のバカラテーブルが用意されています。バカラが遊べるおすすめの人気カジノサイトについてはオンカジの一覧をご覧ください。

バカラのルールは極めてシンプル

バカラのルールは極めてシンプルで誰でもすぐに遊べることから、カジノに足を運ぶと多くのテーブルが用意されていることがわかるでしょう。

バカラ オンラインにはプログラムで動くテーブルゲームとディーラーがゲーム進行させるライブカジノにバカラがあります。ライブカジノには数多くのバカラテーブルがあり、人気のあるテーブルは参加者が数百人にもなります。

バカラのルールの基本は「どちらが勝つか当てる」こと

バカラのルールはシンプルに「テーブルの2箇所に置かれたカードの合計数1桁目が大きいほうを予想して当てる」というものです。

バカラのテーブルには「PLAYER(プレイヤー)」「BANKER(バンカー)」「TIE (タイ)」と書かれた3箇所のスペースがあります。この「プレイヤー」はゲームをする人のことではありません。あくまでもバカラというゲームにおいて、「どちらが勝つのか」という対象にすぎません。

この2箇所にディーラーがカードを2枚(条件により3枚になることも)置いて、その合計数の「1桁目」はどちらが大きいのかを予想して当てる、というのがバカラというゲームになります。

ディーラーがカードを引いてテーブルに置き、プレイヤーはどちらが勝つのか、または同点でタイになるのかを予想する、ただそれだけの非常に簡単なルールです。

バカラを楽しむコツ

バカラはルール上ほかのカジノゲームと同様に、期待値はプラスにはなりません。カジノ側の手数料となる「ハウスエッジ」が発生するからです。そのため、長くプレイを続ければ資金が減り続けることになります。

そこでバカラを楽しむコツとしては、勝ったら早めに切り上げること、また負けが続いても損失を取り戻すのは難しいので途中でやめることです。

バカラのルール 解説

それでは具体的にバカラのルールを説明します。

バカラ ルール 解説

バカラテーブルを選ぶ

オンラインカジノはライブカジノに多くのバカラテーブルが用意されています。テーブルにより最低・最高ベット額が設定されているので、好きなテーブルを選びましょう。それぞれディーラーとベットできる金額の範囲が異なります。またゲーム結果の出目(バカラの罫線)がデータ表示されているので、参考にするとよいでしょう。

チップをベットする

バカラのテーブルを選んだらベットできるまで待ちましょう。1ゲームが終わればすぐにベットタイムになりますが、制限時間があるので注意が必要です。

ベット(チップを賭けること)できるのは基本的に、次の3箇所です。

  • PLAYERの勝ち(2倍)
  • BANKERの勝ち(1.95倍)
  • タイ(引き分け)(9倍)

カッコ内は当たった時の配当で、賭け金に掛け合わせた金額が戻ります。ベットできる金額の範囲はテーブルごとに違います。

ディーラーがカードを引く

プレイヤーのベットが終わると、ディーラーがシュー(カードが入っているボックス)の1番上からカードを1枚ずつ引き、「PLAYER」と「BANKER」それぞれに2枚ずつ表向きに置きます。

それぞれの合計数を計算し、条件によって3枚目のカードを追加します。

3枚目のカードを追加するかどうかは、バカラのルール表である「ヒット&スタンド チャート」の通りに行われます。カードを引く事を「ヒット」、引かない事を「スタンド」と言います。

勝敗が決まる

カードを置き終えたらPLAYERとBANKERそれぞれの合計数の1桁目を比べて、大きいほうが勝利します。同じであれば引き分けとなり、プレイヤーの予想が当たれば配当金が支払われます。

外れた場合にはそのままチップは没収され、次のゲームに移ります。シュー内のカードにはカッティングカードと呼ばれるプラスチック製のカードが挟んであり、ディーラーがカードを引く時にこのカッティングカードも引いていれば、シューは新しいものと交換されます。

3枚目のカードを引く条件

PLAYERとBANKERは合計数などによっては3枚目のカードが追加されますが、その条件はそれぞれ異なります。

PLAYERに3枚目が配られる条件

PLAYERは2枚のカードの合計数1桁目が「1」から「5」であれば、3枚目のカードが配られます。「6」以上の場合には3枚目は配られません。

BANKERに3枚目が配られる条件

バカラのルールはこの『ヒット&スタンドチャート』と呼ばれる表のとおりになっています。Hはヒット、つまり3枚目のカードを引く事で、Sはスタンドでカードを引かずに2枚の合計点で勝負するというものです。少し複雑に見えますが、ディーラーがこのバカラのルール表の通りにヒット・スタンドを行ってくれますので、覚えていなくても大丈夫です。

バカラのヒット&スタンドチャート

バカラのヒット&スタンドチャート

※ Aはプレイヤー側に3枚目が無し、Bは3枚目があり

※ Hは3枚目を追加しSは3枚目を追加しない

BANKERは2枚のカードの合計数1桁目が「7以上」になると3枚目のカードは配られません。合計数1桁目が「6以下」の場合は、PLAYERの「3枚目の数字」により以下のようになります。

  • 1桁目が「2」以下→3枚目追加
  • 1桁目が「3」→PLAYERの3枚目が「8」以外なら3枚目追加
  • 1桁目が「4」→PLAYERの3枚目が「0、1、8、9」以外なら3枚目追加
  • 1桁目が「5」→PLAYERの3まい目が「4、5、6、7」なら3枚目追加
  • 1桁目が「6」→PLAYERの3枚目が「6、7」なら3枚目追加

PLAYERに3枚目のカードがない場合は、BANKERの2枚のカードの合計数1桁目が「5」以下なら3枚目のカードが配られます。

オンカジでのバカラのルール

実際のカジノとオンラインカジノでは、ゲームの流れが少し異なる場合があります。オンラインカジノでコンピュータ対戦型のバカラの場合、ベットできる時間に制限はありませんが、ライブカジノのバカラではベット可能時間がカウントダウンされているので、制限時間がくれば強制的にベットできなくなります。ランドカジノも同様に、ゲームに参加している人がベットできる時間は限られています。

オンカジのバカラゲームは、ディーラーが1人で全てのゲーム進行を行うミニバカラのルールに沿っていますが、10人以上が参加するビッグバカラのゲームになると、少し流れが違います。

またディーラーがカードを引いてテーブルに置く際に、実際のカジノでは裏向きにしておきます。そしてもっとも大きなベットをしたプレイヤーが、そのカードをめくるという行為ができます。これは「絞り」と呼ばれますが、ゆっくりとカードをめくるのをほかのプレイヤーが楽しむという形になります。

バカラのルールからみた当たりやすさ

バカラゲーム

バカラをプレイするにあたり、どのような戦略を取ればよいのかを判断するために役立つ「当たりやすさ」について説明します。

チェックすべきは還元率とボラティリティ

カジノゲームをプレイするにあたり、チェックしておきたいのは「還元率」と「ボラティリティ」です。

還元率は1ドルをベットして平均でどれほどの払い戻しが期待できるかの指標となります。たとえば還元率が90%であれば、平均して0.90ドルが戻ることになります。

一方でボラティリティは「当たりやすさ」の指標になります。これが勝率ですが、平均して何回のプレイで当たりが出るかの目安です。勝率が高いほどボラティリティは低くなり、資金の増減が緩やかになります。

バカラの勝率

バカラでは3種類の賭け方がありますが、それぞれの勝率は次のようになっています。

ベットの対象勝率払戻し平均値
PLAYER44.62%(0.8924)
BANKER45.86%(0.89427)
TIE (タイ)9.52%(0.7616)

カッコ内は「1」の賭け金に対する払い戻しの平均値です。つまり「PLAYER」にベットし続けた場合、賭け金は平均して毎回89.24%が戻ることを意味します。

PLAYERかBANKERの勝ちにベットする場合は勝率がおよそ45%なので、100回のうち45回は当たりが見込める計算になります。ボラティリティとしては低いほうだと判断できるでしょう。

バカラで勝つか負けるかは運任せなので、損をすることはもちろんあります。ただし勝率は50%に近いことから、一度に手持ちのチップを全て賭けるなどしなければそう簡単に資金を失うことはないでしょう。

ただしカジノ側の手数料が発生するため、長時間プレイを続けていると損失が膨らむことがあります。そのため、バンクロールの管理が大切で、ある程度勝ったらその時点で利益確定をする事が勝率を高めるコツです。

バカラの攻略法

それではバカラのルールを理解したうえで、どのような攻略法が使えるのかをチェックしてみましょう。バカラのルール上、勝ち負けは単純に運任せとなりますが、時に連敗が続くこともあります。バカラ必勝法として紹介する攻略法は、必ず勝てるというものではなく、できる限り負けを押さえて勝ちゲームの割合を高くするために考案された様々な手法です。

バカラの罫線を利用する

オンラインカジノのライブカジノでは、「罫線」が表示されています。バカラの罫線とは、それまでのカードの出目(結果)の記録の事で、これを見ると、PLAYERあるいはBANKERの勝ちが連続するケースが多くあることがわかります。

もちろんバカラの結果に法則はありませんが、罫線を見るとある程度の傾向がみられることがあります。これはカードを収納したシュー内でどのようにカードがシャッフルされているかが影響していると考えられます。

PLAYERあるいはBANKERの勝ちが続いているテーブルでは、その流れに乗るようにベットするといった方法がとられることもあります。

バカラのカードカウンティング

カードカウンティングとは配られたカードの数字をチェックして、どの種類のカードがシュー内に多く残っているのかをチェックすることです。

カードカウンティングが使える理由

PLAYERとBANKERは3枚目のカードを追加する条件が違います。この違いにより、それぞれ勝ちやすくなる状況が生まれると考えられています。

シュー内に「4」以下のカードが多くなるとPLAYERが勝ちやすく、「6」以上のカードが多くなるとBANKERが勝ちやすくなるとされています。

そこで配られたカードの数字をチェックして、シュー内に残っているカードのうち「4」以下と「6」以上のどちらが多くなっているか確認できれば、PLAYERとBANKERのどちらにベットすれば有利になるかがわかります。

カードカウンティングの活用方法

もちろんこれはあくまでも、PLAYERとBANKERのどちらが勝ちやすい状況にあるかを判断するにすぎません。実際にはほとんど勝ち負けに差がないこともあります。

それでも勝率が半々であれば、ゲームを長く続けることは可能です。普通にプレイすると、連続して負け続けることも少なくありません。

なお、ランドカジノではカードカウンティングは禁止されているので注意しましょう。

攻略法を使えば大きく負け越す可能性が減少するという程度に理解して、あとはもうひとつ「システムベット」などを利用するとよいでしょう。

システムベットとは?

システムベットはカジノゲームで使われる攻略法のことです。基本的な考え方としては、負けが続いている間は賭け金を増やし、勝ちが続いている間は賭け金を減らすという仕組みになります。

勝率がほぼ半々であれば、負け続けていると次第に勝つ割合が増えると考えられます。そこで負けたら賭け金を増やし勝ったら賭け金を減らすことで、利益を出しやすくなるという理論を使った攻略法となります。

オンラインカジノで遊べるバカラの種類

バカラのルール種類

オンラインカジノのライブカジノには、いくつかバカラの種類があります。

スピードバカラ

ベットできる制限時間が短く、ディーラーがカードを引くスピードが早いバカラです。スピーディにゲームが進む特徴があります。

ライトニングバカラ

ゲームごとに特定のカードが選ばれ、予想が当たった時にそのカードが含まれていれば配当が増加する仕組みになっています。倍率は2倍から8倍と毎回ランダムに決定します。

バカラスクイーズ

本物のカジノで行われるスクイーズ(絞り)をプレイヤーが体験できる仕組みのバカラです。カードをめくる動作を楽しめます。

手数料なしバカラ

BANKERに賭けて勝った時の配当が1.95倍ではなく2倍となるバカラです。ただしBANKERの合計数1桁目が「6」の場合には、配当は半分になります。

バカラに関するQ&A

バカラに関する疑問点にいくつかお答えします。

バカラのベット額はどのくらい?

実際のカジノでは数百円程度からベットできますが、ほかのカジノゲームよりも高めに設定されることが多くなっています。オンラインカジノの場合には、ライブカジノでは1ドルからベットできます。

バカラのルールは覚えていなくては遊べない?

カードの数により3枚目を引く条件などの細かいバカラのルールは覚えていなくても楽しくプレイできます。次のゲームでPLAYERが勝つか、BANKERが勝つか、それともタイになるかを予想するという事だけ知っていればプレイできます。,

バカラは何人でプレイする?

ミニバカラの場合は5人程度で、ディーラーが1人。全てのゲーム進行をディーラーが1人で行います。ビッグバカラの場合は10人程度と多くの人が参加できます。ベット額が最も多い人がディーラーに代わってカードをめくる事が出来ます。

バカラでベットできる時間はどのくらい?

コンピュータ対戦型のバカラゲームは基本自分一人しかプレイヤーがいないので、ベット受付の制限時間はありません。ライブカジノのバカラではゲームに参加している人全員に対して、チップを賭ける時間は20秒ほどと短くなっています。

バカラの種類はどのくらいある?

オンラインカジノではライブカジノには多くのバカラテーブルがあります。一方でコンピュータ対戦形式のテーブルゲームはそれほど多くありません。オンカジによってその数は違いますが、多いところでは10種類以上揃えているところもあります。

オンカジのバカラは安心して遊べる?

オンラインカジノで提供するバカラゲームは第三者機関によるチェックを受けています。そのため、テーブルゲームもライブカジノも共に、プレイヤーが不利となるような不正はないので安心して遊べます。

バカラとはどんな意味?

バカラとは元々イタリアのタロットカードを使ったゲームが元になっていて、バカラの意味は「ゼロ」や「破産」を指すと言われています。

なぜ井川意高氏のようなハイローラーがバカラにはまるのか?

井川意高氏のように超高額ベットをするハイローラーがバカラに夢中になる理由は、1回のゲームに大金を賭けられる事、約半分の確率で勝てる可能性がある事、ルールがシンプルで簡単に射幸感を得られる事、テンポが速く次々にゲームが展開する事といった、ギャンブラー魂を刺激する要素が詰まっている事が理由であると考えられます。

バカラのルール まとめ

バカラのルールがわかれば、誰でも簡単に楽しめるゲームであることがわかります。ただしスピーディにプレイできるので、負け続けると資金はすぐになくなる可能性はあります。

また多額のベットをすれば、大きな損失となる可能性もあります。しかしオンラインカジノは1ドルからベットできますし、攻略法を使えば長くゲームを楽しむことも可能です。